家族会議支援

家族会議支援とは

 相続対策では一番重要なことなのに、現実にはほとんどのケースでできていないことがあります。
それは相談者お一人の考えだけを重視し、関係するご家族全員の合意を得ないまま進めてしまうという事です。

例えば、子供たちのためを思い遺言書を遺したとしても、それが子供たちの状況や希望と合っているとは限りません。
あるいは遺言書の内容を実行することにより、子供たち同士に不信感や疑心暗鬼が生まれ、争う相続に発展してしまうということも珍しくはありません。

遺言書は相続発生後の、法的な”相続手続き”を進める事には役立ちますが、相続トラブルを防ぐという点においては、必ずしも有効打になるとは限りません。
ここで順番を間違うと、やっかいな問題が発生してしまい、相続対策がうまくいかないということが少なくありません。

家族会議を「相続対策」という観点で見ると、
・ご家族全員の問題意識を共有すること
・ それぞれの温度差を埋めること
・ 気づいていない問題に気づいてもらうこと
・ 問題意識のレベルが揃えば対策の実行に移ることができる
 などの点で有効です。
必ずしも上記の全てが揃わなくても意味があるのが「家族会議」です。

但し、この家族会議を家族だけで行うことはお勧めしません。
なぜなら、
・相続の話以外に脱線する
・話のポイントがズレたまま時間が過ぎる
・ほとんどの人が初体験のことであり、着地点が見えない
・相続対策と言う点で大切なことと大切ではないことがわからない
・法律的に正しい知識を持っている人がほとんどいない
・個人の経験に基づいて話が進んでしまう
・声の大きい人の意見だけが通ってしまう

など、話がまとまらなくなる可能性が大きくなる為です。
弊社の仲介手数料無料サービス
なにかとても難しそうだとお感じになるでしょうか?
でもご心配はいりません。
今後のことについて、冷静にご意見を出していただくという点を意識していただければ大丈夫です。
相続コンサルタントが会議の進行をご支援致しますのでご安心ください。